はじめに
2021年5月20日の投稿から実に8か月ぶりに記事を書きます。M1のNatsukiです。
皆さん、佐藤仁研究室学生ブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。きっと、このブログを読んでくださっているのは「佐藤研ではどんな生活を送っているのか知りたい!」という熱い想いを抱いた方々だと(勝手に)思っていますので、本日は
「佐藤研の、というか東大の院生って、普段どんなバイトをして日銭を稼いでいるの!?」
…という皆様の燃えたぎる好奇心を満たすテーマで書いていこうと思います!!
※あくまでもサンプルは、私Natsukiの友人です。全東大院生を代表したものではありません。悪しからず。
東大院生のバイト事情
① 東京大学募集のアルバイト
東大はまことに多種多様なアルバイトを募集してくれます。
例えば、
(1)学内図書館の受付
(2)日本語教室の講師
(3)留学生のチューター
(4)オープンキャンパスのHP作成・当日運営
(5)東大の映像授業の著作権調査やPR活動
(6)入試関連サイトの英訳、…などなど。
なお、上記の例は数多あるうちの、ほんの数例。というか、国際協力学専攻に届いているバイトの一端でしかありません!実に多彩!
かくいう私も、東大からお給料を頂いて従事しているお仕事が2つあります。1つは「佐藤先生が出版した/する書籍の校閲作業」、もう1つは「佐藤先生の翻訳のアシスタント」です。いずれも自分の勉強をしながらも誰かのために働けるお仕事で、こんな贅沢でいいのかしら…と毎度思いながら働いております。
また、講義のTA(Teaching Assistant)として、講義運営の補助をしながらお給料を頂けるアルバイトもあります。こちらもまた贅沢ですね。
② 問題解決の最前線!NGOでのインターンシップ
"大学院生"という、アカデミックな部門に身を置いている都合上、どうしても学ぶものが学問知に偏りがちな我々。しかし、そんな状況を憂いて(?)実際に問題解決の場に出て働いている院生もいます。ここでは例として2つのNGOをご紹介!
1つ目は、私Natsukiの勤務している「CDP Japan」。
皆さんは「非財務情報開示/ディスクロージャー」という言葉を耳にしたことはありますか?企業が「どの財をどの商業活動に使ったか」を記録し開示するのが財務情報開示だとすると、「非財務情報」とは、企業の商業活動に伴う資源消費(水/森林)・CO2排出量に関する情報です。こうした情報を開示し、「社会的に悪影響を及ぼす経済活動はしていないよ」「こんなCSR活動をしているよ」と示すのが「非財務情報開示/ディスクロージャー」という動きです。
CDP Japanは、この非財務情報開示を行うプラットフォームの運営や、「CDP questionnaire」という環境配慮取り組みを測るアンケートの送付をしており、私はその中でも主にレポートの翻訳や講演動画の編集などに携わっております。
2つ目は、わが佐藤ゼミのToshiくんが所属する「メコン・ウォッチ」。その名の通り、現在様々な開発事業で賑わいを見せているメコン河流域の開発活動を「ウォッチ(=目を光らせる)」しているNPOです。活動は主に3つあり、①メコン河開発事業のモニタリング、②現地での活動、③政策提言、など。現在はミャンマーに対するODAのウォッチと政策提言を中心に活動しており、Toshiくんの具体的な業務は、リサーチ・翻訳・雑務などだそうです。
③ 一般企業・一般財団法人
もちろん一般企業・一般財団法人で働いている人もたくさんいます。ここでは3例ご紹介。
はじめに、(また私の話で恐縮ですが)私の働いている「株式会社ピリカ」というゴミ問題解決に携わる企業の話から。私が従事している活動は主に海洋プラスチックの再資源化活動(人工芝やカキパイプなど、海洋・河川に流出してプラスチック問題を引き起こしている物質をアップサイクルし、違う製品を作る!)や、UNEPのCounter MEASURE 2でのマイクロプラスチック調査のお手伝いなど。楽しいです。
また、一般社団法人の「日本エネルギー経済研究所」のリサーチアシスタントとして働いている人も。こちらもリサーチ業務を通して社会への理解を深めつつ、お給料をいただける最高のお仕事ですね…!基礎知識を備えていることが前提にはなりますが…💦
他にも、都内某百貨店の某高級煎餅屋で販売員をしている友人もいます。デパコス大好きの彼女にとってはきっと百貨店は夢のようなバイト先…!そして社会勉強の場としてはうってつけですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか!得体の知れない(!?)院生の生活の一端が垣間見えましたか?
これを機に、大学院生への親近感が増してくれたら嬉しいです~!
ではでは(⋈◍>◡<◍)。✧♡
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